江戸時代のアダルトグッズ

江戸時代にはマッサージ器はありません。あたりまえですが電動バイブもしかりです。ただ、知恵と発想によりいろんなオナニーを楽しんでいました。

まずはエロ本の原型春画

何と言っても、ますは春画です。男女の営みをとても大胆に描いています。その構図がとても興奮するものだったようです。当時は規制もなかったようで、性器も精密に描かれています。ちなみに、現在では春画は芸術品として、高値で取引されています。

次は張形

グッズといえば張形です。いろんな種類があります。まずは素材。水牛の角からべっこう、もちろん木は当たり前。かの有名な肥後ずいきはなんとハスイモのクキから作ったのです。はからずも、その茎にはサボニンが含まれており、膣内を刺激する作用があるそうです。この肥後ずいき、あみ状になっており、それに張型をかぶせてオナニーに使っていたようです。

自作の張形もあったようです。絹布をくず湯に入れて棒状にし、乾かす。それをなんども繰り返しお好みの形と太さのディルトを作り出したようです。また、すりこぎに和紙を巻き、これも太くしたものもありました。また、お金のない女中は大根やニンジンをいい形にけずって、少し煮たものを使っていたようです。

面白いアダルトグッズ

面白いものとしては「りん玉」があります。これは鈴になっている小さな玉で、膣内に入れて指を抜き差ししたり、入れながら腰を振ると「リンリン」と音が鳴り、女性も快感を得るものでした。しかもこれは、知らないうちに膣圧トレーニングにもなっていたのです。現代でもあるのですが、骨盤筋群トレーニングになり、膣圧があがり女性自身の感度も上がるそうです。俗にいう「きんちゃく」という名器になるのでしょうね。

また、自作ローションもお手のもの。まずはおかゆをドロドロに煮たものを薄めてとろみをつけて、秘部に塗り自慰をする。当時あったロウ丸という丸薬はかみ砕いて口の中でとかし、そのだ液を膣内に塗り込んだそうです。ひとたび塗れば、まわりが判らなくなるほど、快楽を得られたとか。そのほかにも様々な丸薬があったようです。

腰元に手伝わせながら

余談ですが、当時の大奥では、なかなかセックスをする機会に恵まれませんでした。なぜなら大奥には側室が20人、多い殿様によっては100人を越える女を抱えていたそうです。とうぜん、なかなかおたねを貰えるわけではありません。

そこで目をつけたのが側室の世話をする腰元たちです。そのなかでもとくにボーイッシュでキリリとした女性に目をつけます。そして、性欲を高める薬をお茶にまぜ、その腰元に飲ませるのです。腰元はだんだん体がほてってきて、そこに奥方の魔の手が伸びるわけです。

側室はいわば「性のプロ」たちまち腰元をメロメロにしてしまいます。そうして、充分に女の快感を覚えさせえた上で、自分の「性の奴隷」としたのです。

殿が来ない日は、昼間からその腰元を呼び、現代で言うところの性感マッサージをさせます。くず湯などをつかったローションプレイです。まずは乳首から乳房、そしてわきの下から腰、あしの指まで丁寧にマッサージさせたようです。俗説によるとそれだけでおよそ1時間半!そして性欲が高まったところで張形の登場です。その日の気分によるのですが、互形という2人で楽しめる両方がディルトになっているもので、秘部を突いてもらう。もうそのときには奥方も腰元も、快感にまみれてぐちゃぐちゃの状態。今でいうところのレズプレイの強烈なヤツです。当時の大奥には本当に魔物が住んでいたんですね。

もしかしたら、現在のアダルドグッズはかわいいものかもしれませんよ。