これぞ江戸版バイアグラ!?ちょっと危険な昔の媚薬たち

性のお悩みに歴史あり、今も昔も男と女の悩みといえばセックスに関することでした。江戸時代に使われていた媚薬やバイアグラのようなお薬についてご紹介します。

今も昔も性行為には悩みがあった?

性に関する悩みは今も昔もありました。中でも性病に関しては現代に比べて昔はかなり深刻だったようです。今でこそ抗生物質を服用することで簡単に性病は治療することができます。しかし江戸時代の色街では病気になっても治療法がなく、そのまま病に体を侵されて死を待つしかありませんでした。特に梅毒は江戸時代の遊女たちに猛威を振るった性病で、多くの女性たちが菌によって体を侵食されていき亡くなっていったのです。

江戸時代に存在して媚薬とは?

他にも性に関するお悩みは江戸のころから色々とありました。そうしたお悩みの中で生まれたのが媚薬です。薬を服用、または塗りこむことで性的なパワーを得て悩みを解決していたんですね。中でも有名な媚薬販売店は両国にあったといわれている四つ目屋というところ。女悦丸と呼ばれる女性用の媚薬や、長命丸という男性用の媚薬を販売していました。特に後者は粋で色気のある男たちにバカ売れし、四つ目屋はとにかく繁盛したそうです。
長命丸は塗り薬で行為の前にペニスにつけることで射精までの時間を遅らせることができたそうです。つまり、長持ちさせるための秘薬だったんですね。作り方は今でも文献に残っていて、漢方など体に良さそうなものから、阿片やせんそなどの危険なシロモノまで入っていたそうです。阿片はみなさん御存知の通り麻薬です。せんそというのはヒキガエルから取れる成分で強い毒性を持っている成分です。つまり、長命丸とはかなり危険なお薬だったというわけですね。毒と麻薬の作用によってペニスを完全に麻痺させてしまい、射精しにくい状態にさせていたのでしょう。想像でしかありませんが、そこまでいくとセックスが気持よくないのでは…と心配になります。

現代の夫婦の悩みはどう解決する?

医学が進歩した今でもペニスに関するお悩みは尽きません。特にEDは多くの男性を悩ませる深刻な症状です。とはいえ、今の時代には専門医の元に足を運べばバイアグラというお薬を処方してもらうことができます。行為の30分前くらいに服用しておけばちょうど良いタイミングで効き始めてくれます。効果の持続時間も5~6時間はありますので連続でプレイすることだって可能です。お金はもちろんかかりますが、しっかりと勃起をサポートしてくれる事実は金額に代えられるものではありませんよね。
ちなみに、江戸時代でもEDは深刻な問題でした。先述の四つ目屋ではそこに目をつけて、現代でいうところのバイアグラである「帆柱丸」なるものを売っていたそうです。注意書きに「妻無き男は容易に服用すべからず」と記していて、その効果の高さをアピールしていました。成分については正確に明かされてはいませんが、阿片などは入っていないようです。とはいえ、現代では薬として販売できるかといえばなんともいえない成分がたっぷり入っています。もしかしたら江戸のバイアグラは効き目があったのかもしれませんが、服用する勇気はありませんね。普通に病院で処方してもらったバイアグラを飲みましょう!