ピロートークで歴史が動いた

セックスは、絶頂に達したときが一番、肉体的に気持ちいいことは確かです。しかし、その後のピロートークは楽しいもの。欲望が開放されて心も開いているからです。

ピロートークは老いても楽しい

芸能人でも、60歳を越えてもプレイボーイという人もいます。よく20代の若い女性を満足させられると感心させられますが、実はこれ「死を恐れている行動」とも言われているのです。

人間には、自分の遺伝子を残しておきたいという本能があります。これは子孫を残したいという本能とは別です。遺伝子の多様性を残しておくために自分の特徴を持つ遺伝子を社会に残す、ということがある気持ちを起こさせます。それは死を恐れる事。もう一つは子供を残したいという欲望です。

むかしから「貧乏子だくさん」という言葉がありますよね。あれは、他に娯楽がないからセックスばかりして子供ができるという解釈もあります。しかしそれとは別に、経済危機が生存の危機にもつながるために、遺伝子を残す本能からセックスをしまくるという説もあるのです。また「疲れマラ」という言葉もありますよね。あれは身体的な反応の部分もあるのですが、身体が危機的な状況に陥ると最後のひとしぼりという部分で反射的にセックスしたくなるのかもしれません。いずれにせよ、年齢を重ねるにつれて、肉体的な快感は低下してしまうのです。

精神的な興奮を求める?

肉体的な快感が薄れると、精神的な興奮でそれを補おうとします。それがSMだったり、スワッピングだったりするのです。よく、今までまじめだった夫婦が急にスワッピングにハマったり、投稿雑誌に自分たちのセックスを投稿したりするのは、精神的な興奮を求めるからなのです。

ただし、こうなると失うものも大きくなってしまいます。例えば不倫。これは精神的な興奮を得るためにするケースが多くあります。また、男性の狩猟欲にも関係するとも言われています。しかし、不倫は慰謝料の対象となります。社会的な制裁も受けることにもなり、失うものが多すぎます。芸能人のケースを見てもよくわかると思いますが、そこに快楽を求めると待っているのは破滅です。

落とし穴あり

ピロートークも危ないです。三国志で曹操が漢王国を牛耳るようになりました。そんなときに、暗殺を計画していた人が愛人に、ピロートークで曹操暗殺を口にします。これが曹操にばれて逆に殺されてしまいます。なぜこんなピロートークをしたのでしょうか?

実は、セックスが終わると、精神が落ち着く物質が脳内に分泌されます。これは安心感、幸福感も得られるので自然に相手への愛情や信頼感が増すのです。よく「体を重ねると、関係性が変わる」と言いますが、これは本当です。一種身内のような感覚になり、相手への理解も深まるのです。

むかしは見合いで知らない者どうしが結婚したりしていました。しかしそれでも上手くいったのは、セックスによって互いを理解しあっていたからです。そこで交わされた暖かな会話で二人は本当の家族になれていたのです。 しかし、ピロートークは歴史的に見て要注意です。安心しきっているときに、重要なことをもらしていませんか?最近では企業スパイもハニートラップを使うと言われています。三国志だけの例でなく、古代ヨーロッパ、ローマ王国、第一次世界大戦でもたった一言のピロートークで歴史が動きました。どんなに安心していてもピロートークにはご用心ですよ。