Tバックはナマズがあそこに入るのを防いだ!?

「Tバック」と聞いただけでムラムラと勃起してしまう人もいるでしょう。そういう人は、しばらくはバイアグラのお世話にならずに済む人です。普通は聞くだけで勃起するようなことはありませんが、目の当たりにすればムクムクと元気になる人は少なからずいるはずです。ブラジルの女性たちは普段からTバックを愛用していますので、ローライズのパンツをはいてしゃがめば、ほとんどお尻が丸出しになってしまうこともあります。風でスカートがまくれてしまえば、ほぼ裸も同然です。日本人は「見えた!」と喜ぶのですが、実は、彼女たちは一種のファッションとして、「見せている」のです。

ブラジルでは、女性がお尻を出すくらいのことは日常茶飯事なので、誰も気にしません。「具が見えなきゃいい」くらいの感覚です。皆、陰毛はつるつるに剃ってパイパンにしているので、毛がはみ出す心配はありません。アナルが覗いてしまうことはありますが、それは一種の「お愛嬌」です。もともと、Tバックはこの国の民族衣装だからでしょう。

アマゾン川の流域に暮らしていた先住民は男と女も皆、紐パンツをはいていたのです。かつて、日本男児はフンドシをはき、大和撫子(やまとなでしこ)はノーパンでしたので、それと比較すれば、それほど奇妙なことではありません。大和撫子と比べれば、「はいているだけマシ」とすら言えるでしょう。かつての日本の女性たちは、いつでもどこででも挿入を受け入れられる体勢だったのです。Tバックなら、少なくともすぐには挿入できません。実は、紐パンのスタイルは、挿入を阻止するために考案されたものだったのです。

ナマズに処女を奪われてしまった!?

ブラジルの先住民たちはジャングルで狩をし、川で魚を取って暮らしていました。狩の際には裸でも構わないのですが、魚取りの際に何も身に付けていないと困ったことになる可能性があったのです。と言うのは、生息するナマズの一種が、「穴があれば入る」という性質を持っていたからです。そのため、女が川に入るとたちまち襲われてしまいます。ヴァギナ目掛けて一斉に集まって来てしまうのです。小さな子どもの場合、ナマズに処女を奪われる、という悲惨なことになりかねません。

男性も安心してはいられません。もうひとつの穴、つまりアナルも攻撃対象となるからです。女性の場合には前からも後ろからも挿入され、魚取りどころではなくなります。両穴を一度に攻められていかされてしまうこともあるかも知れません。そこで、ヴァギナとアナルを守るために考案されたのが、Tバックという防具だったのです。

実は日本語だった!?

一口にTバックといってもいくつかの種類があります。バックスタイルがTの字になっていることから、わが国ではそう呼ばれますが、「T-back」は和製英語です。英語圏では、ソング(thong)、タンガ(tanga)、Gストリング(G-String)など、形によっていくつかの呼び名があります。

いわゆる「紐パン」はタンガで、最もセクシーです。紐の部分がお尻の割れ目にすっぽりとはまり、臀部はほとんど丸出しです。後ろの紐の部分がゴムでできていて、アナル近辺に強烈にくい込むものを、特にGストリングと呼ぶこともあります。

もとは、ナマズ避けに作られた伝統衣装のTバックですが、現代は主にセクシーさを競うために使われています。紐の部分を少しずらすだけで挿入できるというメリットを活かすために使う人もいるようです。